飛び降り自殺をしたトー横キッズの友達「本当に良かった」→
(前略)
Sちゃん、ピンクとマイメロディが好き。夢は普通に幸せになること。 トー横キッズに取材しようと決めて最初にアポをとった少女。私の取材は、2023年8月上旬のSちゃんとの出会いから始まった。
待ち合わせ時間ぴったりに現れたその少女は、「地雷系ファッション」と呼ばれる見た目とは裏腹に、ゆっくりと丁寧に、言葉を選びながら話す女の子だった。
何年も前から、あの場所に通っている。オーバドーズ(OD)をして救急搬送されたところを盗撮され、ネットのおもちゃにされたこともあった。
「めっちゃ叩かれて、学校とか児相にもバレちゃったんですよね」と笑う彼女の目は、やけに優しい。そしてその目は、彼女がのちに「お兄ちゃんに性暴力を受けて」と話す時の目と同じだった。16歳の、高校生。
(中略)
自分には本当の居場所がない、そんな風に感じながらたまたま歌舞伎町を歩いていると、トー横キッズに声をかけられた。
「もともとそういう界隈があるのは知ってて。プラプラしてたら元気な子たちに『何歳ー?』って声をかけられて」
話を聞けば、そこにいる子どもたちはみんな、家や学校に居場所のない子供たちだった。
(中略)
何度目かの「大丈夫」のあと、彼女が何も言わずに歌舞伎町のホテルから飛び降りてしまったことを知るまで、そう時間はかからなかった。彼女が亡くなったその日の午前中、彼女が「パキって」ふらふらになりながら、笑って転げ回る動画を見た。「最高」と笑う彼女がどうしてその数時間後に飛び降りたのか、いつも一緒にいる仲間たちは、誰も知らなかった。
話を聞いたSちゃんの友達は、彼女が自殺したと聞いた時、「本当に良かった」と泣いたのだと話した。「やっと楽になれてよかった」と思ったのだそうだ。
(以下省略)
※全文、詳細はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5906f3e688542ced4e6e7e02e653baafa81f649?page=1