地獄のオタマジャクシと恐れられていた、古代生物「クラッシギリヌス」の頭の復元に成功

地獄のオタマジャクシと恐れられていた、古代生物「クラッシギリヌス」の頭の復元に成功

地獄のオタマジャクシと恐れられていた、古代生物「クラッシギリヌス」の頭の復元に成功

クラッシギリヌスの顔を化石から復元

 恐竜が登場する以前、3億3000万年前の石炭紀に、地球上には恐るべき捕食者が存在した。「地獄のオタマジャクシ」の異名を持つ「クラッシギリヌス(Crassigyrinus scoticus)」だ。

 これまで、巨大なオタマジャクシのような姿をしていると考えられており、学名も「厚みのあるオタマジャクシ」という意味がある。

 ところが最近の研究によると、どうやらオタマジャクシっぽくないらしい。

 残されていた化石の頭骨の断片をつなぎ合わせ、CTスキャンと3Dビジュアライゼーション技術を駆使し、クラッシギリヌスの頭蓋骨を初めて再現することに成功した。

 その結果、クラッシギリヌスはどちらかというと、現代のワニに近い姿だったようだ。

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