いつでもペンキ塗りたて状態。侵入者を撃退するため「乾かない塗料」で塀や柵を塗る方法
空き巣や不法侵入者が家に入ってくるという被害はどこの国でも後を絶たない。防犯カメラや緊急アラートなど、様々な手段が講じられているが、イギリスでは数十年前からこんな方法で、防犯対策を行っているようだ。
それは、1960年代初頭に開発された特殊な塗料『Anti-climbing paint(よじ登り防止塗料)』で、これを家の塀やフェンスに塗り、いつでも「ペンキ塗りたて状態」にする。
この特殊塗料は、黒や赤など異なる色が揃っていて、見た目は普通のペンキと変わらないのだが、一度塗ると乾燥せず、触れると塗料がべっとりとついて、簡単に洗い流すのは困難になるという。
確かに手や服にペンキがべっとりつくのは嫌なので、敬遠する侵入者もいるかもしれない。だが、使用においてはメリットとデメリットがあるようだ。