スナネコの珍しい生態が明らかに。行動範囲が広く縄張り意識を持たないことが判明
あどけない表情と大きな三角お耳が魅力の砂漠の猫、スナネコは、かわいい顔して意外とタフな生き方をしていることが新たな研究で明らかとなった。
一般的な野生のネコ科の動物は、ある程度の行動範囲がある程度決まっていて、縄張りをもっているが、スナネコは縄張り意識をもたず、時には水を求めて何十キロも移動するほど行動範囲が広いという。
スナネコは、砂漠という過酷な環境に生き抜くために適応した特殊なネコ科だ。ゆえに人との接点がほとんどなく目撃記録も数えるほどで、なかなかその実態が明らかとなっていないが、長期追跡の末、ようやく新たな知見が得られたという。