地球に似た太陽系外惑星からの奇妙な電波信号は、生命に必要な磁場である可能性
地球に似た太陽系外惑星から奇妙な電波が検出された。これはもしかしたら、生命の存在に欠かせない磁場の可能性があるという。
超大型干渉電波望遠鏡VLAで地球から12光年離れた赤色矮星を観察していた天文学者チームは、そこで、星のオーロラと思われる電波を発見した。
このオーロラは、恒星を公転する太陽系外惑星「くじら座YZ星b(YZ Ceti b)」の磁場が原因と考えられ、「太陽系外の惑星にも磁場が存在する可能性を示す初の証拠」として、『Nature Astronomy』(2023年4月3日付)で報告されている。
今回の発見は、居住可能な地球外惑星を探し出すための革新的発見につながなるかもしれないという。