疲労を感じたら繊維センサーで検知してくれるスポーツウェアが開発される
集中して動いたり走ったりしていると、後日体の節々が痛くなったりすることがあるだろう。だがそうなる前に未然に疲労やストレスを検知し、教えてくれる衣類が開発された。
スイス、チューリッヒ工科大学の研究チームが開発した、電気を蓄える糸を縫い込んだスマート・スポーツウェアは、人間の体の動きから疲労をリアルタイムで読み取って、限界がくる前に注意をうながしてくれるのだ。
着ている本人が意識しない疲労もしっかり検出してくれるので、スポーツや体を使った作業での怪我を予防することができる。
また、センサー、バッテリー、チップといった既存の電子部品は一切使わないので、価格を抑えることができる。次世代のスマート衣料への道を開く新発明となるかもしれない。