アルプスの山の神を祀った古代ローマの神殿跡が偶然発見される
考古学者は日々熱意をもって、発掘作業を続けている。だが、歴史的遺物に遭遇することは極めて稀だ。
その一方で、山歩きをしていた、なんの知識のない素人が、長い間、忘れ去られていた山の神に捧げられた古代ローマの神殿にひょいと偶然に出くわしたりすることもある。
スイス、アルプスをハイキングしていた男性は、岩の中に埋もれた古代ローマの硬貨に出くわした。のちの調査により、その場所は山の神々に供物を捧げるための神聖な崇拝地だった可能性が浮上したのだ。