中世の女性の頭蓋骨に穴を開ける穿頭手術の痕跡を発見
6 世紀から 8 世紀頃にイタリア中部に住んでいた50代女性の頭蓋骨を調べたところ、この女性が少なくとも2回、頭蓋骨に穴をあける穿頭手術を受けていた痕跡を発見した。
これは、中世始めに生きていた人物に初期の穿頭手術が施された数少ない考古学的証拠だ。
だが、なぜ、この女性がこのようなリスキーな侵襲外科手術を受けることになったのかは、推測の域を出ないままだ。
この研究結果は『International Journal of Osteoarchaeology 』誌に報告された。