イカの皮膚に着想を得た「液体窓」で建物の光熱費を大幅に削減
体の色を瞬時に変えることができるイカの皮膚から着想を得た「液体窓」が開発された。この窓は、窓から差し込む太陽光を細かく調節し、部屋の明るさや温度を変えることができるという。
すでに電流で透明度を調節するスマート窓ならすでにある。だがイカ式液体窓は、ただ室内に入る光を調節するだけでなく、その波長や強さといったところまで細かくコントロールできる。
このイカした特徴を利用すれば、太陽光で室内を明るく照らしながら、熱だけ遮断するなんてことができる。その省エネ効果は大きく、建物の冷暖房や照明のエネルギーを半分にできてしまうそうだ。