かつてアメリカには太っていることを謳歌する結社があった。「ファットマンズクラブ」の歴史

かつてアメリカには太っていることを謳歌する結社があった。「ファットマンズクラブ」の歴史

かつてアメリカには太っていることを謳歌する結社があった。「ファットマンズクラブ」の歴史

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 その時代によって理想的な体型は変遷しているが、19世紀の終わりから20世紀初頭、アメリカでは太ったことを謳歌する結社「ファットマンズクラブ」が人気を博していたという。

 1903年、バーモント州ウェルズリバーの陽気な居酒屋に、のちにアメリカでもっとも流行ったファットマンズクラブがオープンした。

 「俺たちは太っているが、それを徹底的に謳歌する!」というのが、彼らのスローガンで、「気立ては良いが喧嘩はできない、走れない」というのがモットーだ。

 会員になるには、体重が少なくとも200ポンド(90キロ)はなくてはならず、入会金1ドルが必要で、秘密の握手法とパスワードを覚えなくてはならない。年2回の会合はお腹に食べ物をたらふく詰め込むのが目的だ。

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