遺伝子操作した水草が持続可能なバイオ燃料源になる可能性
アメリカの研究グループは、ムラサキコウキクサという水草の遺伝子を組み替えて、大豆の7倍のバイオ燃料を生産することに成功したそうだ。
現在、バイオ燃料生産の主役はトウモロコシや大豆などだが、これらは大事な作物だ。燃料を作るために、畑を奪ってしまうのでは何かがおかしい。
だがムラサキコウキクサは池で成長する水草なので、そのような心配はない。しかも燃料生産をするついでに、廃液まできれいにしてくれるという一石二鳥な植物であるそうだ。
多大なるポテンシャルを秘めた水草。未来のバイオ燃料の生産現場といえば、水草をイメージするようになるかもしれない。