天文学史上もっとも遠い銀河が発見される。宇宙最初期の銀河
その銀河の光は136億年かけて地球までやってきた。最果ての銀河「GLASS-z12(GHZ2)」は、これまで発見された銀河の中で最遠かつ最古のものだ。
チリのアルマ望遠鏡でこの銀河を調べたところ、その光がビッグバンからわずか3億6700万年後のものであることがわかったという。
まだ宇宙最初の光が灯っており、まさに宇宙全体へ広がろうとしていた時期のことだ。
これによってジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測が裏付けられた。これは宇宙黎明期にあった元素の起源を知る重要なヒントになるそうだ。