イカとヒトの脳に共通点。脳が同じように発達していることが判明
私たち人間とイカは、5億年前に分岐し、まったく違う生物となった。にもかかわらず、脳は今も同じようなプロセスで成長することが明らかになったそうだ。
この事実は、高解像度カメラで「アメリカケンサキイカ(Doryteuthis pealeii)」の胚の網膜を観察して確認されたものだ。
人間と、頭足類であるイカやタコはお互いに遠く離れた生物だ。だが複雑な脳と神経系を発達させた進化の設計図は、共通しているのかもしれない。彼らの知能が高いのもうなずける。