突然変異で巨大化したヘビがはびこるオーストラリアの島
自然の宝庫と呼ばれるオーストラリアには、多種多様なヘビが生息している。その中で、特に猛毒とされているのが、タイガースネークだ。
タイガースネークは、本土以外ではタスマニア沖にある小さな島、マウント・チャペル島に生息しているが、現在この島のタイガースネークに突然変異が発生しているという。
本島に生息する同種と比較すると、マウント・チャペル島のタイガースネークは巨大化しサイズが2倍にもなっている。
その理由は自然選択による適応進化とされている。この島でタイガースネークが餌としている鳥のヒナは成長が速く、大きくなったヒナを食べるためにヘビの頭のサイズも進化し、それにあわせて体も長く太くなったようだ。