赤ちゃんを緊急搬送するため、アラスカの住民が結集。車のヘッドライトで暗い滑走路を一斉に照らす
アラスカ州にある人口180人ほどの小さな町ディアリングで赤ちゃんが病気になった。助けるためには、飛行機で大きな病院に緊急搬送しなければならない。
ところが町にある空港は、砂利と氷がシステムを破壊し、滑走路の照明器具が使用不能となっていた。事態は一刻を要する。
その事実を知った住民らはすぐに行動に移した。冬の暗い夜、赤ちゃんを助けるために空港に30台の車が集まり、一斉にヘッドライトで滑走路を照らしたのだ。
そのおかげで救急医療機は無事空港に着陸に成功。その後、赤ちゃんを乗せて離陸し、大きな病院へと搬送することができたそうだ。