がんで亡くなった13歳の少女が鏡の裏残した秘密のメッセージ。家族はそれに救われる
2014年の5月、イギリス、レスターに住む13歳のアテナ・オーチャードが骨肉腫(骨に発生するがん)で亡くなった。
頭部の腫瘍から始まり、最後には背骨と左肩にまで転移していた。亡くなった後、彼女の両親と6人のきょうだいたちはすっかり意気消沈してしまった。
数日たって、父親のディーンが、アテナの持ち物を片づけるという辛い仕事にとりかかった。すると、彼女が使っていた姿見の裏に秘密のメッセージが見つかったのだ。
この3,000 語に及ぶメッセージは、結果的にオーチャード一家の心の拠り所となり、励ましてくれたようだ。