地球の質量の6%は、太陽系外縁部の小惑星によってもたらされた。リュウグウ分析で明らかに

地球の質量の6%は、太陽系外縁部の小惑星によってもたらされた。リュウグウ分析で明らかに

地球の質量の6%は、太陽系外縁部の小惑星によってもたらされた。リュウグウ分析で明らかに

小惑星リュウグウのサンプルから太陽系初期の歴史が明らかに

image credit:小惑星探査機 はやぶさ2 CGモデル Go Miyazaki / WIKI commons CC BY-SA 4.0

 JAXAの探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から帰還して約2年が経った。持ち帰ったサンプルは、太陽系初期の歴史について貴重な情報をもたらしてくれる。

 新たな研究では、小惑星リュウグウに含まれる「亜鉛と銅の同位体組成」が明らかになっている。

 それによると、リュウグウは「イブナ型炭素質コンドライト」に近いのだという。このタイプの隕石は、化学的に原始的な作りで、その組成は太陽にもっとも近いと考えられている。

 さらに海王星よりさらに外側の太陽系外縁部にあるリュウグウのもつ物質は、地球の質量の5~6%を占めるだろうことも明らかになっている。

続きを読む

続きを見る

カラパイア.comカテゴリの最新記事