細菌を食べるウイルスを利用して強力な食品用除菌スプレーを開発

細菌を食べるウイルスを利用して強力な食品用除菌スプレーを開発

細菌を食べるウイルスを利用して強力な食品用除菌スプレーを開発

ウイルスで食品用除菌スプレーを開発

 細菌を食べるウイルスを利用して、レタスやお肉についている大腸菌などを消毒するスプレーが開発された。

 その原材料は「バクテリオファージ(ファージ)」と呼ばれるウイルスだ。ウイルスと言っても、人体には無害だが、細菌にとっては感染すれば跡形もなく破壊されてしまう恐るべきウイルスだ。

 カナダ、マクマスター大学の研究チームは、このファージを連結して、小さなビーズにする方法を考案。

 そうしてできた直径20ミクロンほどのビーズには、数えきれないほどのファージがてんこ盛りで、食品を強力殺菌して食中毒を防いでくれるという。

 この研究は、『Nature Communications』(2022年12月5日付)に掲載された。

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