人間が薬草として使う植物を使って自己治療している凄い鳥がいる
昔から人間が薬として用いてきた植物を食べて、自分の体を治療し、健康になろうとしている可能性がある鳥がいるという。
人間なら当たり前の行為だが、体をサンゴをこすりつけるイルカや、傷口に昆虫をぬるチンパンジーなど、実は動物の世界でも薬になる成分が含まれているものを利用して自己治療す事例はいくつか報告されている。
今回の山七面鳥とも呼ばれる「ノガン(Otis tarda)」で確認されたのも、そんな動物たちの医療行為の一例だ。ノガンは、植物を寄生虫を駆除する「虫下し」として植物を食べているそうだ。