人類の危機か?精子数が世界的に減少、1970年代の半分以下に
国際的な研究チームによると、世界中で男性の精子の減少しているそうだ。2000年以降、それが加速していることも明らかになったという。
精子の減少は、既に北米・ヨーロッパ・オーストラリアなどで報告されていた。だが、今回、中南米・アジア・アフリカといったこれまで調査されてこなかった地域でも同様に減少傾向が見られた。過去46年間で精子の数は50%以上も減少しているという。
こうした精子の急激な減少は、現代の環境とライフスタイルに起因する可能性があるという。人類という種の存続を脅かす由々しき事態であると、研究チームは警鐘を鳴らしている。