低音を聞くと、人間は本能的に踊りたくなるという研究結果
太古の昔から人類は音楽と踊りと共にあった。音楽が流れると体が勝手にリズムをとり、踊りたくなってしまうことはないだろうか?
実はそのカギを握るのが「超低音」なのだという。しかも、実際に聞こえている必要すらない。
新たな研究で、電子音楽のライブの最中に3 – 30kHzの周波数の電波「超長波(VLF)」を流すという実験を行った。その周波数は非常に低く、人間の耳にはほとんど聞こえない。それなのに来場者はノリノリで踊るようになったという。
カナダ、マクマスター大学の神経科学者ダニエル・キャメロン博士は、「低音は人を踊りたい気分にさせます。それは意識を超えたものです」と語る。