バードストライクを防ぐために開発されたハヤブサそっくりのロボット
ジャンボジェットは巨大な鉄の塊だが、実は鳥に弱かったりする。鳥が衝突し、ジェットエンジンに吸い込まれると、ブレードや機体に大きな損傷を与えるからだ。
結構頻繁に起きる鳥による航空機への衝突は「バードストライク」と呼ばれている。
鳥にも飛行機にも被害をもたらすバードストライクを減らすため、オランダとイタリアの研究チームが開発したのが、「ロボット・ファルコン(RobotFalcon)だ。
鳥を狙う空の最強ハンター、ハヤブサを模したこのロボットは、鳥をおびえさせ、飛行機に近寄らせることはない。その鳥よけ効果は、ドローンやバードスイープ(鳥をその場から追い払うこと)よりも効果的であるとのことだ。