映画『エルム街の悪夢』は実際にあった謎の突然死がヒントになって生まれた【トリビア】
映画『エルム街の悪夢』(1984年公開)は、剃刀の手を持つ怪物、フレディ・クルーガーが子供たちの悪夢の中に潜んでいて、彼らを切り裂くという話だが、これが、実話からヒントを得た映画だと聞いたら、どう思うだろうか。
そう、あの映画は実話を元にしているのだ。監督のウェス・クレイヴンは『LAタイムズ』誌で、この映画のアイデアを思いついたのは、東南アジアからアメリカに亡命してきたある若い男性についての一連の記事を読んでからだと語っている。
健康になんの問題もなかったその男性は、ある日突然、就寝中に悪夢をみたかのような恐ろしい叫び声をあげて死んだという。