50万年前に絶滅した人類の痕跡がポーランドの洞窟で発見される
ポーランドの洞窟で見つかった先史時代の石器が、この地域で発見された石器の中でも最古のものであることがわかった。
マウォポルスカ県にあるトゥネル・ヴィエルキ洞窟から出土したかつての人類が使った道具は、45万年~55万年前に作られたものだという。約50年前と言えば、現代人類につながる ホモ・ハイデルベルゲンシス(ホモ・サピエンスの前)の時代だ。
この年代測定から、これらを作った古代人について、また先史時代の中央ヨーロッパにおける彼らの移動ルートや居住などについて、より多くのことがわかるようになるかもしれない。