失われた世界最古の星空の地図を発見、中世の写本の中に隠されていた

失われた世界最古の星空の地図を発見、中世の写本の中に隠されていた

失われた世界最古の星空の地図を発見、中世の写本の中に隠されていた

紀元前の天文学者の星の地図が発見される

 紀元前2世紀に活躍した古代ギリシャの天文学者、「ヒッパルコス」が作成し、2000年もの間、探し求められてきた世界最古の星空の地図『ヒッパルコス星表(Hipparchus’ Star Catalog)』が、ついに発見されたそうだ。

 天体の正確な位置を固定した座標で記録するという人類初の試みだったが、多くの古文書と同様、いつの間に失われてしまい、その後に記された文献の記述によって、その存在が知られるのみだった。

 実在を疑う声もある伝説上の星図だったが、このほど再利用された羊皮紙に書かれた中世キリスト教の古い書物の下から、奇跡的にもその写しが発見されたのだ。

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