銃乱射事件での遺体損傷に備えて、子供を特定するのに役立つDNAキットを配布するテキサス州の学校
米テキサス州の公立学校区では、”まさかの事態”が起きたとき、速やかに子どもの身元を確認できるよう、生徒の家族にDNA鑑定と指紋の採取キットを配布することが決定されたそうだ。
これを定める新しい法律には、「銃乱射事件で体をズタボロにされて身元不明となった子どもたちを特定するため」とは明記されていないが、悲惨な事件が頻発する米国の親たちなら誰もが気にしていることだ。
配布対象は、テキサス州の幼稚園児から8年生(中学2年生に相当)までの子供たち。保護者の希望に応じて、採取したサンプルを自宅で保管することも、学校や警察に預けておくこともできるという。