南極の海で100万年前の古代生物のDNAを発見、これまで確認されたものの中で最古
南極の海で100万年前にまでさかのぼる古代のDNAが発見されたそうだ。
せいぜい100年程度しか生きられない私たちには、生命がどれほど昔から存在し続けてきたのか想像することは難しい。だが、こうした証拠はそれを実感する一助になるはずだ。
南極海と大西洋にまたがる「スコシア海」の海底で発見された古いDNAは、100万年という悠久の時間を生物がどのように生きてきたのか読み解く貴重な手がかりになる。
過去を知ることは、気候変動によって南極が今後受けるだろう影響を予測するヒントにもなるとのことだ。