恐竜を絶滅させた小惑星は巨大津波を引き起こし48時間で世界中の海岸に到達していた
6600万年前、巨大な小惑星が地球に衝突し、恐竜を含む生物の75%を絶滅に追いやった。この時、高さ1.5キロの巨大津波が発生し、たった48時間で地球上のほぼすべての海岸に到達しただろうことが明らかになった。
この事実は、ユカタン半島の「チクシュルーブ・クレーター」を作り出した小惑星の衝突をシミュレーションし、さらに世界中100か所以上から採取された地質データを分析した結果、明らかになったことだ。
それによると、そのとき生じた津波の威力は、地球の裏側にある海盆の堆積物を撹乱・侵食するほどに強力だったそうだ。