絶滅したはずのゴキブリが80年ぶりに発見される。オーストラリア、ロード・ハウ島の固有種(※ゴキブリ出演中)
image credit:Credit: Nicholas Carlile/NSW DPE
まず最初に言っておくが、ここに登場するゴキブリは、我々の家に出没する系ではなく、自然の中で生態系に大切な役割を果たすタイプのものだ。
オーストラリアの東沖に浮かぶ小さな島「ロード・ハウ島」で、絶滅したと考えられていたゴキブリが80年ぶりに発見された。
発見者であるシドニー大学の学生マキシム・アダムズ氏はかなり驚いたようで、見た瞬間10秒くらい固まったという。ゴキブリが苦手だからではなく、いるはずのない存在に遭遇したからだ。
大きなガジュマルの木の下にある石を持ち上げところ、この島の固有種である、キクイゴキブリの一種「ロード・ハウ島キクイゴキブリ」がいたのだ。