赤ちゃんはお腹にいるときから味覚や嗅覚に反応していた。ニンジンは笑顔、ケールはしぶい顔
人間はまだ子宮内にいる胎児の時から味覚や嗅覚が備わっているようだ。この赤ちゃんはニンジンが好きで、苦い野菜のケールが嫌いなのだろう。
イギリスの研究グループが、妊娠中の母親にいくつか食材を食べてもらったところ、ニンジンを食べた時は胎児が「笑顔」に、ケールを食べた時には「泣き顔(しぶい顔)」を浮かべることが確認された。
これは、赤ちゃんが生まれる前から匂いや味に反応することを示す世界初の証拠であるとのこと。人間の味の好みが、お腹の中ですでに形成され始めている可能性もあるそうだ。