アラバマ州の刑務所で死刑囚に未検証の処刑法「窒素低酸素法」を採用予定
アラン・ユージン・ミラーは、2022年9月22日に死刑執行が予定されている。彼は1999年に職場で男性3人を射殺し、死刑を言い渡された。
そんな彼は、針が怖いことから薬物注射ではなく、「窒素低酸素法」による刑の執行を望んでいるという。
アラバマ州ではこの処刑法が認められているが、じつはまだ検証されていない。それでも2018年、同州はミラーの要請を許可したという。
問題は、これについて記録した書類が紛失していることだ。アラバマ州の検事当局もその証拠を見つけられなかったとしている。