薬の効果を速めたい時は、飲む時の姿勢を変えればいいとする研究結果
できるだけ早く薬に効いてほしいのなら、そのためのベストポジションがあるそうだ。これは、アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学の研究で明らかになった。
胃の流体力学シミュレーションから判明した最適な薬の服用姿勢は「右側臥位(うそくがい)」、つまり右側を下にして寝そべった姿勢だという。
この姿勢だと、普通に体を起こして服用したときより、2.3倍薬の効きが早くなるというから驚きだ。
研究を行ったラジャット・ミタル氏は、「姿勢が薬の溶ける速さにこれほど影響するとは驚きです」と語る。