太平洋ゴミベルトの90%以上のゴミは6か国から排出された可能性が高いことが判明
北太平洋の中央には海流などの影響により、海洋ゴミが大量に集まっている場所がある。「太平洋ゴミベルト」と呼ばれる海域だ。
オランダの研究グループが、「太平洋ゴミベルト」の調査を行ったところ、特定できたゴミの90%以上は、漁業が盛んな6か国から出たゴミであることが明らかになった。その中には日本も含まれている。
『Scienctific Reports』(2022年9月1日付)で報告された今回の調査では、海を流れるゴミは、陸上よりも、漁業で発生する可能性が圧倒的に高いことも明らかになっている。