脳と脂肪組織が直接コミュニケーションを交わしていることが判明
ダイエットをしたことがある人は、ただ食事を減らせばいいだけの単純な話ではないことを知っているだろう。脳と脂肪の間に、カロリーだけではない何らかの深淵なつながりがあるだろうことは、想像に難くない。
新たな研究によると、脳と脂肪組織は直接コミュニケーションを交わしながら、代謝や脂肪の燃焼をコントロールしているのだそうだ。
これまで人体の代謝は、ホルモンなどのシグナルを利用して調節されていると考えられてきた。だがこのほど、脳は脊椎から枝分かれした「感覚ニューロン」で、脂肪に直接指令を出しているらしいことが明らかになっている。