SNSで流れる悪いニュースに心をむしばまれる人がアメリカで増加中
スマホを片手に、SNSにどっぷりと浸かり、悪いニュースばかりを追い求めてしまう。見ると気分が落ち込むことが分かっていても、気が付けばネガティブなニュースを探し続けている自分がいる。
こういった、悪いなニュースばかりを延々と読み続ける行為は「ドゥームスクローリング」と呼ばれている。
アメリカではこの「ドゥームスクローリング」のおかげで、日常生活にも影響が出ている人が大勢いるそうだ。
『Health Communication』(2022年8月23日付)に掲載された研究では、こうした「ネガティブなニュースの消費」が人々の心をむしばみ、ひいては健全な民主主義すら脅かす恐れがあると警鐘を鳴らしている。