映画エクソシストのモデルとなった人物に実際何が起きたのか?
1973年に公開された映画『エクソシスト』の原作・脚本はウィリアム・ピーター・ブラッティ氏が手掛けたものだが、実は、悪魔に憑りつかれた子どもののモデルとなる人物が実在した。
14歳当時、悪魔祓いを受けたというその男性は、生きている間は正体不明とされていたが、86歳の誕生日を目前に亡くなったことで、誰なのかが明らかとなった。
それは、ロナルド・エドウィン・ハンケラー氏でNASAのエンジニアとして働いていた。スペースシャトルのパネルに耐熱性をもたせる特殊技術の特許をもち、1969年にアメリカの宇宙飛行士を月へ送り出したアポロ計画に貢献した。