ネッシーは本当に存在していた?淡水に適応した首長竜「プレシオサウルス」の化石を発見
イギリスのバース大学やモロッコのハッサン2世大学カサブランカ校などの研究グループが、絶滅した首長竜「プレシオサウルス」の化石を発見した。
これまで、プレシオサウルスは海でのみ生息していたと考えられてきた。ところが、化石が発見されたサハラ砂漠は、プレシオサウルスが生きていた1億年前は淡水の河川だったところなのだ。
学術誌『Cretaceous Research』(2022年7月21日付)で発表されたこの発見は、これまで海棲と考えられてきた生物が、じつは淡水域で暮らしていた可能性を示唆するものだ。
とするならば、淡水であるネス湖にプレシオサウルスような首長竜が生存していてもおかしくはないと、ここにきてネッシー生存説が浮上してきたが、果たしてどうなのか?