地球外生命体も光ってるはず!生物発光に着目した火星の生命体探し
数十億年前の火星は、液体の水があり、気候も穏やかで、現在の地球に似たような環境だったと考えられている。つまり、かつては生命が存在したかもしれないのだ。
現在火星にいる探査機は、そうした太古の生命の痕跡を求めて地表の撮影を行なっている。だが、生命の痕跡とただの岩石を見分けるのは至難の業だ。
そこでハワイ大学の研究グループは、もっと手軽に生命の痕跡を発見する検出器を考案した。『Scientific Reports』(2022年6月17日付)で発表した。それはレーザーを岩石に照射した時に現れる生物発光(生体発光)を手がかりに、生命の存在を明らかにする。