ハエの脳をハッキングし、遠隔操作で操ることを可能にした科学者
ハエをゾンビ化させ、思い通りに操るのは「寄生菌」だけかと思えば、人間までもがそれを可能にしてしまったようだ。
米国の研究グループは、ミバエの脳をハッキングして、遠隔操作で操ることに成功したという。磁場でハエの神経細胞を活性化させたところ、0.5秒で交尾時に見せるポーズをとったそうだ。
脳の研究や、神経疾患の治療に役立つと期待される技術だが、国防高等研究計画局から助成を受けており、いずれは人間の思考を他人に転送するような、軍事技術としても応用されるかもしれない。