古代のシベリア犬はオオカミより小型になっていて、人間から魚をもらって食べていた
今から7000~8000年前、シベリアの犬たちは、オオカミよりもかなり小型になっており、自力で大きな獲物を狩れなくなっていたという。
その為、当時の犬たちは、人間に頼って魚や貝、海洋哺乳類をもらい、それを食べて生きていたという研究結果が、『Science Advances』(2022年7月22日付)に掲載された。
この発見は、人間が狩猟・牧畜・そり引きなどの作業犬として犬を使役し、それにともない古代の犬の数が増えたことの裏付けとなるという。