うつ病はセロトニン不足によって生じる、という従来の説に科学的根拠が得られず

うつ病はセロトニン不足によって生じる、という従来の説に科学的根拠が得られず

うつ病はセロトニン不足によって生じる、という従来の説に科学的根拠が得られず

うつ病とセロトニン

 ここ30年間、うつ病の原因として一番有力な説は、脳内伝達物質「セロトニン」の不足により、他の神経伝達物質が制御できず、バランスが崩れることで生じるというものだった。

 だが、英国、スイス、イタリアの研究者チームが、過去の研究を包括的に精査したところ、この説が本当にうつ病の原因であることを示す科学的証拠が得られなかったという。

 研究者は、セロトニンをターゲットにした抗うつ剤の服用を見直さなければならないと結論づけている。

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