今どこにいる?人間の感覚を再現できるAIロボットアームが誕生
ちょっと目を閉じて、自分がどんな姿勢でいるか想像してみよう。わざわざ目で見なくても、手や足がどこにあって、どう曲がっているか、あなたには簡単にイメージできるはずだ。
これは「位置覚」と呼ばれる感覚で、これのおかげで私たちは意識しなくても、安全に包丁を使ったり、椅子に座ったりできる。
米コロンビア大学で開発されたロボットアームは、AI(人工知能)で自らの体の使い方を学び、人間の位置覚を身につけた。
おかげでモーターが故障したり、障害物があったりしても、ボディの動きを調整して、プログラムされていない状況に見事対応してしまう。