世界最大のスイレン、新種であることを確認。葉の直径は3メートル
英ロンドン南西部にあるキュー王立植物園で栽培されている巨大スイレン「オオオニバス属」が新種があることが、177年ぶりに明らかとなった。
オオオニバス属には、ヴィクトリア女王にちなんで名づけられた「オオオニバス(ヴィクトリア・アマゾニカ)」と、「パラグアイオニバス(ヴィクトリア・クルジアナ)」の2種があることが知られていた。
この植物園の研究者たちは、数十年前から第3の種があるのではないかと考えていた。その仮説を確かめるために、原産地のボリビアの研究者たちの協力をあおいだところ、新種「ヴィクトリア・ボリヴィアナ」の存在が明らかになったという。