運命の糸は切れることなくつながっていた。施設に託した2匹の猫と2人の女性の物語
運命の糸によって結ばれた縁は、思わぬ瞬間にたぐりよせられることがあるようだ。ある女性はガンに侵され、余命1~2年を宣告された。
女性は施設から引き取った2匹の猫を10年間飼っていたのだが、自分の死期が迫っていることから、やさしい飼い主を見つけてもらおうと元の施設に猫たちを託した。
もともとこの猫たちは、事情を抱えたある別の女性が施設に預け、現在の飼い主女性が引き取ったものだった。
2匹の猫たちと2人の女性は運命の糸でつながっていた。猫たちは、最初に施設にもちこんだ女性が再び家族として迎え入れることになったのだ。