「女子生徒のスカート着用義務」は違憲、米連邦裁判所が判決
多様化が進む今、形骸化した学校生徒の服装規定についても見直しが進められている。
アメリカのノースカロライナ州にある私立学校では、男子はズボン、女子はスカート着用が義務付けられていたが、2015年、3人の女子生徒らが発端となり「スカート着用義務の廃止」を求め、保護者と共に訴えを起こしていた。
2019年、地方裁判所で「憲法に規定された平等の保護に違反する」と認められたものの、去年8月の控訴裁判所では票が集まらず、再度裁判が行われることに。
そしてこの度、連邦控訴裁判所で、スカート着用義務の校則は違憲に当たると新たに判決が下された。