ヒョウと人間が共存するインドの村。ヒョウを崇拝し家畜を捧げる
インド北部、ラージャスターン州のアラヴァリ山脈周辺は、野生のヒョウが数多く生息している地域だ。
中でもパーリ県の小さな村、ベラ周辺では、威厳のある野生のヒョウが自由に歩き回っている姿を見
ることができ、人々は頭を垂れて彼らを敬う。
住民たちにとってヒョウは神聖な生き物で女神の化身とされ信仰対象となっているのだ。
この村周辺では、ヒョウが観光客を惹きつけ、人間の生計の足しになっている一方、人々は自分たちの家畜をヒョウに獲物として与えるという共存関係が保たれている。