世界最小のコガタペンギンがニュージーランドの海岸で大量死、食べるものがなく餓死した模様
ペンギンの種類の中では世界最小の「コガタペンギン」に異変が起きているようだ。ニュージーランド北島の海岸で452羽もの死体が発見されており、その半数が10日以内に死んでいたことが判明した。
ニュージーランドとオーストラリア南部で繁殖するコガタペンギンは、5月から6月にかけて海岸に上陸する。その間、犬などの肉食動物に捕食されたり、交通事故に遭って死んでしまうこともあるが、ここ1ヶ月半の間に大量に発見された死体に襲われた形跡はなかった。
専門家によるとその死因は餓死である可能性が高いという。エサとなる食べ物がほとんどなかったのだ。