マスクを外したくても外せない「ファントムマスク症候群」に悩まされる人が世界で増加中
世界的なパンデミックを引き起こした新型コロナだが、3年目に突入しその戦い方もわかってきた現在、マスク着用義務が解除された国も少なくない。
日本でも、会話をほとんど行わない場合、野外において2メートル以上の距離が確保できる場合はマスクを着用する必要はないと、厚生労働省が発表した。
だが、マスクをつけるが習慣化した人にとって、マスクを外すという行為が心身に影響を及ぼす事例が相次いで報告されている。
いざ外して外出しても、未だマスクを着用しているように感じたり、中には外すと体が痛みや不快感に襲われる「ファントムマスク症候群」と呼ばれる症状に悩まされている人が増えているという。