絶滅したと思われていたガラパゴスゾウガメの生存を確認。火山島でひっそり生きていた
エクアドル、ガラパゴス諸島には複数の「ガラパゴスゾウガメ種」が存在するが、絶滅したと考えられていたフェルナンディナゾウガメ(Chelonoidis phantasticus)が、113年ぶりに種の存続を再確認した。
1906年、たった一匹のオスのガラパゴスゾウガメが、フェルナンディア島をさまよっているいるのが見つかったが、この個体を最後に、仲間の存在が確認されたことはなく、絶滅したと思われていた。
ところが、2019年に偶然見つかった孤独なカメが、どうやら、この種の生き残りであるらしいことがわかったのだ。
50歳のこのメスのカメは「フェルナンダ」と名づけられた。