宇宙船をつかわずとも星間旅行は可能。地球外文明はすでに自由浮遊惑星を使って移動している可能性
これまで、有人飛行で人類が一番遠くまでいったのは月だ。今後は火星への有人飛行も計画されているが、太陽系外への「恒星間航行」はとなると当分先のことになりそうだ。
現在の技術水準では木星に探査機を送り込むのでさえ5年かかかる。たとえ光速で移動できる宇宙船ができたとしても、一番近い恒星ケンタウルス座アルファ星まで4年だ。
だが、米ヒューストン・コミュニティ・カレッジの天体学者によれば、そんな宇宙船など開発しなくても惑星間旅行は可能なのだという。
恒星の重力に縛られていない「自由浮遊惑星」に乗って移動すればよいのだ。すでに地球外文明は、この方法で惑星間を移動している可能性があるかもしれない。